2022年3月20、21日の2日間、第1回野球データ分析競技会(全日本野球協会(BFJ)・日本野球連盟(JABA)が共催)が東京都新宿区のジャパンスポーツオリンピックスクエアで開催された。本競技会は、学生(高校、大学、大学院)が3人1チームで、野球のトラッキングデータを与えられた時間内で分析を実施、その発表内容を競うという初めての試みだ。
書類選考を通過したファイナリスト7チームは、20日に集合。そこで提示された課題データを翌21日11時までに分析を行い、「野球の競技力向上」をテーマとしたプレゼン資料を提出。直後の12時からの決勝プレゼンの舞台で各チーム持ち時間10分の中でそれぞれの分析結果を発表、成果を競い合った。
各チームは独自の視点でデータ分析、その発表内容は、野球の競技力向上へのさまざまな提言となった。あらかじめ開示された審査項目に沿った審査の結果、栄えある第1回大会の最優秀賞に輝いたのは「競技力向上に向けた提言~投手と打者の観点から~」と題したプレゼンを行った横浜市立大学大学院チーム(飯塚大智さん、石井伴直さん、真田猛さん)。優秀賞には「ストライクゾーンの違いがもたらすゲーム構造への影響─異なる環境におけるトラッキングデータの横断的分析」と題した発表を行った大阪大学大学院チーム(丹治怜峰さん、五十里翔吾さん、西元崇人さん)が選ばれた。
この2チームの発表資料を公開いたしますので下記よりご覧ください。
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