選手・コーチ・監督として日本代表を戦った稲葉氏が語った代表・国際舞台とは

 2021年東京オリンピックで金メダルを獲得した野球日本代表「侍ジャパン」 野球界としては喜ばしいことだが、東京オリンピックが終わり日本代表のあり方も変わろうとしている。オリンピックの野球競技は、2008年北京大会以来、 12年ぶりに正式競技として戻ってきたが、一転2024年パリ大会では正式競技から除外され、2028年ロサンゼルス大会でも2021年12月現在では正式競技への復活は予定されていない。つまり野球界の世界的な大会が一つ減ってしまうのである。現在、野球界の世界規模の大会はWBC、プレミア12は開催されているが、日本代表のあり方について大きな分岐点を迎えているのだ。

 そんな日本代表というステージで、大学代表-トップチームで中心選手として活躍し、選手引退後は代表コーチを経て、代表監督となり、東京オリンピックで金メダルを獲得した稲葉篤紀氏に選手/指導者として日本代表を経験して感じたこと、そして国際大会で戦うことで得られるものについてお話を聞いた。


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