自国開催の2019年ラグビー・ワールドカップ(W杯)で初のベスト8進出を目指した日本代表が、「故障を防ぎながら肉体改造を実現させたツール」として注目を集めたソフトウェアがある。「ONE TAP SPORTS」(ワンタップスポーツ)だ。
ユーフォリア社によるアスリートのコンディションを可視化するソフトウェアで、2021年に開催された東京五輪では日本選手団の45%が利用した。
野球界ではNPBの12球団のうち8球団が取り入れている一方、中学や高校世代でも選手の故障を予防し、成長を最大限サポートできるソフトウェアとして活用されている。
“元早熟野球少年”の願い
そもそも開発の発端は2012年、ラグビー日本代表がハードトレーニングで知られるエディー・ジョーンズ氏をヘッドコーチに招聘したことだった。
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